マンスリーマンションの料金と初期費用

家具家電が備え付けられたワンルーム 一人暮らし・新生活のレンタル
Photo by Mateusz Pielech on Pexels.com

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

この記事でわかること

  • マンスリーマンションの料金が「部屋利用料+手数料+調整金」で構成されること
  • レオパレス21のマンスリー手数料は返金されず、長期プランでは税抜80,800円〜であること
  • 鍵交換費16,500円(税込)など、部屋代以外に必ずかかる費用
  • 短期プランと長期プランで、調整金の単価が3倍違うこと
  • マンスリーとホテルのサブスク、どちらを選ぶべきか

※料金はプラン・物件ランク・時期で変わります。税込・税抜の別は各項目に明記しました。2026年9月時点で公式サイトに掲載されている情報です。申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

マンスリーマンションは「敷金・礼金なし」とうたわれることが多く、一見すると安く見えます。ところが実際に見積もりを取ると、部屋代とは別の名目の費用がいくつも並びます。この記事では料金の構造を分解し、何を比べれば総額がわかるのかを整理します。

そうた

敷金も礼金もいらないなら、普通の賃貸より安いんじゃないの?

れんな

初期費用という意味ではそうです。ただマンスリーには手数料と調整金があって、これが返ってこないお金です。名前が違うだけで、実質的には礼金に近い性格を持っています。

マンスリーマンションの料金は3つに分かれる

公式の料金表を読むときは、次の3つに分けて考えると総額が出せます。

項目 性格 注意点
部屋利用料 1日単価×契約日数 物件のランクで単価が変わる
手数料 契約時に一度だけ。返金されない プランによって金額が大きく変わる
調整金など 1日あたりの追加費用 期間分を一括で負担する
鍵交換費 契約時に一度だけ 物件によらず定額のことが多い
オプション 寝具・同居人追加など 必要なものだけ足す

このうち手数料と調整金は、部屋代の安さでは取り返せない固定費です。「1日単価が安い物件」を選んでも、ここが高ければ総額は変わりません。

レオパレス21の料金表を分解する

公式の料金表が公開されている例として、レオパレス21のマンスリー契約を見てみます。短期プラン(30日から1日単位)と長期プランで、費用の構造が変わります。

項目 短期プラン(30日〜) 長期プラン(181〜365日)
契約日数 30日から1日単位 最短181日・最長365日
部屋利用料 ランク別の1日単価×日数 1日単価 税抜1,870円〜9,000円
マンスリー手数料 ランク別(例:ランクAは2,300円) 税抜80,800円〜258,300円
手数料の返金 返金不可 いかなる場合でも返金不可
マンスリー調整金 1日あたり451円(税込) 1日あたり149円(税込)
鍵交換費 16,500円(税込) 16,500円(税込)
同居人追加 1名につき110円/日(税込) 1名につき110円/日(税込)
寝具レンタル 1組11,000円(税込) 1組22,000円(税込)
水道・電気・ガス 原則として不要 –

出典:レオパレス21「マンスリー契約 短期プラン料金表」、同「長期プラン料金表」(いずれも2026年9月確認)。

なお、レオパレス21は寝具を料金に含めず、別途の布団レンタルとして案内しています。レオパレスの布団レンタル料金では提供元と1ヶ月あたりの金額、自分で用意した場合との比較をまとめています。

読み方のポイント1|手数料は期間が長いほど重くなる

短期プランのマンスリー手数料はランクAで2,300円ですが、長期プランでは税抜80,800円からです。同じ「手数料」という名前でも、桁が違います。半年以上住む前提なら、この一度きりの費用を総額に足してから月あたりの単価を出してください。

読み方のポイント2|調整金は短期のほうが単価が高い

マンスリー調整金は短期プランが1日451円(税込)、長期プランが1日149円(税込)です。短期のほうが3倍高いことになります。30日なら13,530円、181日なら26,969円という計算です。

総額の出し方

1日単価×日数 + 手数料 + 調整金×日数 + 鍵交換費16,500円 + オプション。この式で出した数字どうしを比べるのが、物件比較の唯一正しいやり方です。

読み方のポイント3|光熱費込みは大きい

短期プランの料金表には「水道・電気・ガス料金は原則として不要」と記載されています。一般の賃貸なら電気・ガス・水道で月1万円前後かかるため、ここは実質的な値引きとして評価してよい部分です。あわせて、開通の手続きが不要という時間の節約もあります。

公式サイト:レオパレス21(https://www.leopalace21.com/)

サブスク型という選択肢|goodroom サブスくらし

マンスリーマンションと並ぶ選択肢が、ホテルやマンスリーを月額で使えるサブスクリプション型です。goodroom サブスくらしは全国800の施設から次に住む部屋を選んで長期滞在できるサービスとして公式に案内されています。

違いは「1つの部屋を契約する」か「複数の施設を使える権利を契約する」かです。仕事で移動が多い人や、住む地域をまだ決めきれていない人は後者が向きます。

マンスリーマンション ホテル・マンスリーのサブスク
契約の対象 特定の1室 サービス全体(施設を選んで滞在)
向いている人 住む場所が決まっている 移動が多い・場所を決めきれない
手数料 契約ごとに発生 月額に含まれることが多い
自炊 キッチン付きの物件が多い 施設により制限がある
荷物 ある程度置ける 移動前提のため最小限

公式サイト:goodroom サブスくらし(https://livingpass.goodrooms.jp/)

料金の内訳や住民票の扱いはホテル暮らしのサブスクは月いくら|住民票
で詳しく解説しています。

期間別・目的別の選び分け

期間・目的 おすすめ 理由
1〜3ヶ月の出張・研修 マンスリーマンション短期プラン 1日単位で組める。光熱費込みの物件が多い
半年以上の赴任 マンスリー長期プラン または 一般の賃貸 手数料を総額に足して比較する
リフォーム中の仮住まい マンスリーマンション 家具家電が備え付けで、荷物を最小限にできる
住む地域を決めきれない サブスク型 施設を移りながら探せる
家族で移動する マンスリーマンション 同居人追加の料金と部屋の広さを確認
2年以上住む 一般の賃貸 マンスリーの月額が積み上がる

リフォームや建て替えで一時的に住む場合の選び方はリフォームの仮住まい|費用と部屋の選び方
にまとめています。

契約前に確認する7つのこと

  1. 手数料の金額と返金の可否:返金されない前提で総額に足す
  2. 調整金など1日あたりの追加費用:期間分を掛け算する
  3. 光熱費が含まれるか:別途なら月1万円前後を見込む
  4. 寝具の有無と料金:レオパレス21は短期1組11,000円、長期1組22,000円(いずれも税込)
  5. 延長したときの料金:延長時に手数料が再発生するか
  6. 途中解約の扱い:契約日数分は支払う前提か、返金されるか
  7. 同居人の可否と追加料金:1名につき110円/日(税込)など

4番目の寝具は見落とされやすい項目です。1組22,000円なら、布団レンタルを別で手配したほうが安く済むことがあります。料金相場は布団レンタルおすすめ5選|料金相場と選び方
で比較できます。

そうた

家具家電は全部ついてるんだよね?

れんな

物件によります。基本的な家電はそろっていることが多いですが、調理器具や食器までは入っていないことがあります。足りないものだけ短期でレンタルする手もあります。

1週間〜1ヶ月だけ家電を足したい場合は家電の短期レンタル|1週間〜1ヶ月の料金
をご覧ください。

よくある質問

マンスリーマンションの初期費用はいくらですか?

敷金・礼金は不要なことが多い一方、契約時に手数料と鍵交換費がかかります。レオパレス21の場合、鍵交換費は16,500円(税込)、マンスリー手数料は短期プランでランク別(例:ランクAは2,300円)、長期プラン(181〜365日)では税抜80,800円〜258,300円です。

マンスリー手数料は返ってきますか?

レオパレス21の料金表には「いかなる場合であっても返金することはできません」と記載されています。総額を計算するときは、返ってこない費用として最初から足しておいてください。

光熱費は別にかかりますか?

物件とプランによります。レオパレス21の短期プラン料金表には「水道・電気・ガス料金は原則として不要となります」と記載されています。一般の賃貸なら月1万円前後かかる部分なので、比較のときは含めて考えてください。

短期と長期、どちらが得ですか?

期間によります。長期プランは1日あたりの調整金が149円(税込)と短期の451円(税込)より安い一方、契約時の手数料が税抜80,800円〜と大きくなります。1日単価×日数+手数料+調整金×日数で総額を出して比べてください。

寝具はついていますか?

オプションのことが多いです。レオパレス21では短期プランが1組11,000円(税込)、長期プランが1組22,000円(税込)で、設置・撤去を依頼する場合は別途15,400円(税込)です。布団レンタルを別に手配したほうが安くなる場合もあります。

マンスリーマンションとホテルのサブスクはどう違いますか?

マンスリーマンションは特定の1室を契約するのに対し、サブスク型は複数の施設を選んで滞在できる形です。住む場所が決まっているならマンスリー、移動が多い、あるいは地域を決めきれていないならサブスク型が向いています。

長期になるなら普通の賃貸と比べる

マンスリーマンションは家具家電と初期費用のかからなさが強みですが、月額の単価は普通の賃貸より高くなります。住む期間が半年を超えてくるなら、普通の賃貸と総額で比べたほうが判断を間違えません。

初期費用がネックで賃貸を避けているなら、ビレッジハウスのように敷金・礼金・仲介手数料が不要な会社もあります。公式サイトでは家賃2万円台からの物件を掲げています。家具家電は付かないので、そこはレンタルで揃える前提になります。

※公式サイトには「契約内容や審査の結果、敷金をお預かりする場合がございます」「契約内容や審査の結果、連帯保証人が必要となる場合がございます」との注記があります。初期費用は総額で、保証人の要否は申し込み前に確認してください。

※家賃・初期費用・取扱物件は地域と時期で変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。

まとめ

マンスリーマンションは「1日単価の安さ」で選ぶと失敗します。比べるべきは総額です。

  • 総額=1日単価×日数+手数料+調整金×日数+鍵交換費+オプション
  • 手数料は返金されない。長期プランでは税抜80,800円〜
  • 調整金は短期451円/日、長期149円/日(いずれも税込)
  • 光熱費込みなら月1万円前後の価値がある
  • 寝具は別料金。布団レンタルのほうが安いこともある

家具家電付き賃貸との比較は家具家電付き賃貸とレンタル|どっちが安い
もあわせてご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました